奈良・興福寺 阿修羅像 

『仏ガール』(ブツガール)柚ちえこ
第2話 奈良・興福寺 阿修羅像(八部衆)

興福寺
近鉄奈良駅220m
JR奈良駅1Km

「国宝館」
阿修羅像 仏教の守護神
八部衆の一人

元々は悪神だったが改心。日輪、月輪(がちりん)が武器で、日食、月食を起こした。

アシュラはゾロアスター教の最高神、アフラ・マズダ(神・知恵)のアフラが語源とも言われる。

 

■ 八部衆
天(てん)::帝釈天などの天部
龍(りゅう)::龍王などの龍族
夜叉(やしゃ)::悪鬼を指す神々。
乾闥婆(けんだつば)::音楽神で歌や音楽で仏法を守護する。
阿修羅(あしゅら)::戦闘の神として知られており、仏教に帰依して仏法を守護。
迦楼羅(かるら)::伝説上の鳥で龍を食らうとされている。
緊那羅(きんなら)::半人半獣の音楽神で、帝釈天に仕える。
摩睺羅伽(まごらか)::音楽神で横笛を吹く。

■ 興福寺 八部衆
五部浄(ごぶじょう)
鳩槃荼(くばんだ)
阿修羅(あしゅら)
畢婆迦羅(ひばから)
緊那羅(きんなら)
乾闥婆(けんだつば)
沙羯羅(しゃがら)
迦楼羅(かるら)

『一生に一度は見たい西洋絵画BEST100』メモ

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● ヨーロッパ10大美術館

ルーブル美術館 フランス パリ
オルセー美術館 フランス パリ
ウフィッツィ美術館 イタリア フィレンツェ
プラド美術館 スペイン マドリード
ウィーン美術史美術館 オーストリア ウィーン
エルミタージュ美術館 ロシア サンクトペテルブルク
アムステルダム国立美術館 オランダ アムステルダム
ヴァチカン美術館 ヴァチカン市国
ナショナルギャラリー イギリス ロンドン
オーストリア美術館 オーストリア ウィーン

 

京都・平等院鳳凰堂

『仏ガール』(ブツガール)柚ちえこ

第1話 京都・平等院『鳳凰堂中堂壁扉画』(国宝)

・誕生釈迦仏(たんじょうしゃかぶつ)
・軍荼利明王(ぐんだりみょうおう)
・吉祥天(きっしょうてん)

平等院
京阪宇治駅550m
JR宇治駅600m

宇治・平等院は極楽浄土をイメージして作られた。
平等院ミュージアム『鳳翔館』

『九品来迎図(くほんらいこうず)』
死後、阿弥陀如来がお迎えに来てくれる。

 

言葉

22巻
・火中(かちゅう)の栗を拾う:自分の利益にならないのに、危険をおかすことのたとえ。また、危険を承知で、あえて問題の処理や責任ある立場を引き受けることのたとえ。  [由来] 猿におだてられた猫が火の中の栗を拾い,大やけどしたというラ=フォンテーヌの寓話に基づく。フランスの諺から。

・解逅(かいこう)する:思いがけず出会う

・博覧強記(はくらんきょうき):広範囲にわたって書物を読み、読んだ事柄を後までしっかり覚えていること。

 

月岡芳年(つきおかよしとし)


月岡芳年
(つきおかよしとし)(1839~1892)

幕末から明治中期にかけて活動した浮世絵師。
歌川国芳(うたがわくによし)の弟子。

「最後の浮世絵師」と言われ、歴史絵、武者絵、血みどろ絵、美人絵、妖怪画など1万点の作品を残した。「血まみれ芳年」の異名を持つ。

『芳年武者無類(よしとしむしゃぶるい)』
『大日本名将鑑(だいにほんめいしょうかがみ)』
『大日本史略図会(だいにっぽんしりゃくずえ)』

『新形三十六怪撰(しんけいさんじゅうろっかいせん)』(1889)
画号:大蘇芳年(たいそ よしとし)(芳年最後の画号)

藤田嗣治(ふじたつぐはる)

 

藤田嗣治(ふじた つぐはる)1886年~1968年

日本生まれのフランスの画家・彫刻家。

作品: 『ジュイ布のある裸婦(寝室の裸婦キキ)』(1922年)

 

藤田はモディリアーニ、シャガール、スーチンなどとともに「エコール・ド・パリ(パリ派)」と呼ばれた。

「エコール・ド・パリ」とは1920年代のパリで制作活動をしていたアーティストたちの総称。

ピカソが藤田の絵を3時間見ていたというエピソードがある。

 

ミケランジェロ 

ミケランジェロ  1475-1564

ミケランジェロ・ブオナローティ

伊・ルネサンス

彫刻家、画家

ミケランジェロ自身は彫刻が本業だと思っていた。

彫刻
『ダビデ像』
『ピエタ(母子像)』

絵画
『システィナ礼拝堂天井画』
『最後の審判』

 

雪舟(せっしゅう)

雪舟(せっしゅう)1420-1502

室町時代の水墨画家・画僧(がそう)。本名は等楊(とうよう)

代表的な作品
・「山水図(さんすいず)」
・「四季山水図(しきさんすいず)/山水長巻(さんすいちょうかん)」
・「秋冬山水図(しゅうとうさんすいず)」
・「天橋立図(あまのはしだてず)」
・「慧可断臂図(えかだんぴず)」など。

葛飾北斎


葛飾北斎
(かつしかほくさい)

1760~1849。(18C~19C。日)

江戸時代後期の浮世絵師。ヨーロッパの印象派にも影響を与える。

ダヴィンチやピカソと並ぶ日本美術史上、空前の天才。

風景画、美人画、役者絵、花鳥、物語絵など、作品は10万点以上。当代きってのイラストレーターで大衆にも受けた。

 

・常に現在の自分に満足せず、師匠を10人、画号(ペンネーム)を30回変え、引越しは93回。

・画号は北斎の他「春朗」「宗理」「戴斗」「為一」など。75歳のときに「画狂老人卍(がきょうろうじんまんじ)」という画号を名乗り、天保5年(1834年)に『富嶽百景』初編で用いた。

 

モネ

クロード・モネ(1840~1926)19C~20C。仏。
印象派を代表するフランスの画家。『睡蓮』、『印象・日の出』、『積みわら』、『ルーアン大聖堂』など。

代表作『印象・日の出』(1872年)は「印象派」の名前の由来になった。「印象派」とは自然の光と色の印象を捉えた絵画。

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モネは学生時代、カリカチュア(風刺画、漫画風の人物画)でこずかい稼ぎをしていた。16歳のころ、「空の王者」と呼ばれるウジェーヌ・ブーダンに出会い絵画の道へ進むことになる。

当時は「サロン・ド・パリ」(展覧会)に出展することが画家への道だった。テーマは歴史・古典・神話が中心。しかしモネはそのようなテーマには興味がなく絵画理論なども苦手であった。

モネはブーダンにならって戸外制作を積極的に行った。

1874年にパリで「第一回印象派展」を開催。モネの『印象、日の出』は批評家に酷評される。

 

引用:『イトウ先生の世界一分かりやすい美術の授業』