ART note – 美術・芸術のメモ

京都・仲源寺「目疾(めやみ)地蔵尊」

第6話 京都・仲源寺「目疾(めやみ)地蔵尊」

京都・京阪「祇園四条駅」より90m

大雨の日溺れている人を救った。

お地蔵様の目が赤い。眼病を身代わりしてくれるともいわれる。

「雨止地蔵」「目疾地蔵」と言われている。

(『仏ガール』1巻)

 

京都・永観堂禅林寺 「阿弥陀如来立像(みかえり阿弥陀)」

第5話 京都・永観堂禅林寺『阿弥陀如来立像(みかえり阿弥陀)』

京都・京阪「三条駅」/地下鉄「京都三条駅」より2.3Km

永観堂
「秋はもみじの永観堂」と呼ばれる

みかえり阿弥陀
阿弥陀様が永観(ようかん)という僧の前を歩いて、振り返ったと言われている。

(『仏ガール』1巻)

 

京都・六波羅蜜寺 「空也上人立像(くうやしょうにんりゅうぞう)」

第3話 京都・六波羅蜜寺(ろくはらみつじ)

六波羅蜜寺
京阪・清水五条駅550m

・空也上人像
口元から出ているのは弥勒菩薩。唱えた念仏を表す。

・平清盛座像(重要文化財)
『十訓抄』には清盛の温厚な人柄の話や、身分の低い家来も大事に扱う話などもある。

『仏ガール』1巻

 

奈良・興福寺 阿修羅像 

第2話 奈良・興福寺 阿修羅像(八部衆)

興福寺
近鉄奈良駅220m
JR奈良駅1Km

「国宝館」
阿修羅像 仏教の守護神
八部衆の一人

元々は悪神だったが改心。日輪、月輪(がちりん)が武器で、日食、月食を起こした。

アシュラはゾロアスター教の最高神、アフラ・マズダ(神・知恵)のアフラが語源とも言われる。

 

■ 八部衆
天(てん)::帝釈天などの天部
龍(りゅう)::龍王などの龍族
夜叉(やしゃ)::悪鬼を指す神々。
乾闥婆(けんだつば)::音楽神で歌や音楽で仏法を守護する。
阿修羅(あしゅら)::戦闘の神として知られており、仏教に帰依して仏法を守護。
迦楼羅(かるら)::伝説上の鳥で龍を食らうとされている。
緊那羅(きんなら)::半人半獣の音楽神で、帝釈天に仕える。
摩睺羅伽(まごらか)::音楽神で横笛を吹く。

■ 興福寺 八部衆
五部浄(ごぶじょう)
鳩槃荼(くばんだ)
阿修羅(あしゅら)
畢婆迦羅(ひばから)
緊那羅(きんなら)
乾闥婆(けんだつば)
沙羯羅(しゃがら)
迦楼羅(かるら)

『仏ガール』(ブツガール)柚ちえこ

京都・平等院鳳凰堂

『仏ガール』(ブツガール)柚ちえこ

第1話 京都・平等院『鳳凰堂中堂壁扉画』(国宝)

・誕生釈迦仏(たんじょうしゃかぶつ)
・軍荼利明王(ぐんだりみょうおう)
・吉祥天(きっしょうてん)

平等院
京阪宇治駅550m
JR宇治駅600m

宇治・平等院は極楽浄土をイメージして作られた。
平等院ミュージアム『鳳翔館』

『九品来迎図(くほんらいこうず)』
死後、阿弥陀如来がお迎えに来てくれる。

 

『一生に一度は見たい西洋絵画BEST100』メモ

『一生に一度は見たい西洋絵画BEST100』メモ

● ヨーロッパ10大美術館

ルーブル美術館 フランス パリ
オルセー美術館 フランス パリ
ウフィッツィ美術館 イタリア フィレンツェ
プラド美術館 スペイン マドリード
ウィーン美術史美術館 オーストリア ウィーン
エルミタージュ美術館 ロシア サンクトペテルブルク
アムステルダム国立美術館 オランダ アムステルダム
ヴァチカン美術館 ヴァチカン市国
ナショナルギャラリー イギリス ロンドン
オーストリア美術館 オーストリア ウィーン

 

『ギャラリーフェイク』ワード集

ギャラリーフェイク ワード集

(22巻)
・火中(かちゅう)の栗を拾う・・自分の利益にならないのに、危険をおかすことのたとえ。また、危険を承知で、あえて問題の処理や責任ある立場を引き受けることのたとえ。

<由来> 猿におだてられた猫が火の中の栗を拾い,大やけどしたというラ=フォンテーヌの寓話に基づく。フランスの諺から。

・解逅(かいこう)する・・思いがけず出会う

・博覧強記(はくらんきょうき)・・広範囲にわたって書物を読み、読んだ事柄を後までしっかり覚えていること。

(29巻)
・傲岸不遜(ごうがんふそん)・・思い上がって人を見下し、自分を控えめにすることのないさま。

(30巻)
・徒手空拳(としゅくうけん)・・それをするのに必要なもの(資金など)を持たないで立ち向かうさま。

月岡芳年(つきおかよしとし)


月岡芳年
(つきおかよしとし)(1839~1892)

幕末から明治中期にかけて活動した浮世絵師。
歌川国芳(うたがわくによし)の弟子。

「最後の浮世絵師」と言われ、歴史絵、武者絵、血みどろ絵、美人絵、妖怪画など1万点の作品を残した。「血まみれ芳年」の異名を持つ。

『芳年武者無類(よしとしむしゃぶるい)』
『大日本名将鑑(だいにほんめいしょうかがみ)』
『大日本史略図会(だいにっぽんしりゃくずえ)』

『新形三十六怪撰(しんけいさんじゅうろっかいせん)』(1889)
画号:大蘇芳年(たいそ よしとし)(芳年最後の画号)

藤田嗣治(ふじたつぐはる)

 

藤田嗣治(ふじた つぐはる)1886年~1968年

日本生まれのフランスの画家・彫刻家。

作品: 『ジュイ布のある裸婦(寝室の裸婦キキ)』(1922年)

 

藤田はモディリアーニ、シャガール、スーチンなどとともに「エコール・ド・パリ(パリ派)」と呼ばれた。

「エコール・ド・パリ」とは1920年代のパリで制作活動をしていたアーティストたちの総称。

ピカソが藤田の絵を3時間見ていたというエピソードがある。